皆さんこんにちは。「かめのおうち埼玉ベース」担当の亀友です。
最近は気温の低い日が増え、カメたちが冬眠に入る時期になってきましたね。
今日は 『クサガメとハナガメの違い』 について解説します。
私自身、以前親戚からカメを引き取る際に「クサガメ」と言われたものの、見た瞬間に「え、これハナガメでは!?」と焦った経験があります。専門家に確認したところ純クサガメで安心しましたが、その時は本当にヒヤッとしました。
ハナガメは特定外来生物 のため、誤認して持ち帰ると法律違反になってしまいます。
皆さんには同じ思いをしてほしくないため、しっかり見分け方をお伝えします。
クサガメとは

クサガメは日本で古くから見られる淡水カメで、比較的飼いやすい種類として知られます。
かつては外来種と扱われていましたが、近年の研究で 在来系統のクサガメが存在する ことがわかってきました。
河川や用水路、ため池などの浅い場所でよく見られるので、観察するときはそっと探してみましょう。
ハナガメとは

ハナガメはアカミミガメ・クサガメとよく似ているため、野外で見間違える人が非常に多いカメです。
しかしハナガメは 2016年10月1日から特定外来生物に指定 され、
- 飼育
- 販売
- 移動
- 譲渡
- 放出
が法律で禁止されています。
野外で捕まえて「クサガメだ!」と思って持ち帰ったら アウト です。
誤認防止のためにも、確実に見分ける目を持つことが大切です。
クサガメとハナガメの見分け方
⑴ 顔の模様で判断する
【ハナガメ】

- 黄色い細いラインが多い
- 目の後方に伸びる線がはっきりしている
- 表情がややシャープ
【クサガメ】

- 顔の黄色い線はハナガメより少ない
- 特有の”くさがめ模様”が頬に入る
- オスは成長すると 黒化(全身が黒っぽくなる) するが、ハナガメは黒化しない
▶ 黒化するかどうかは最大のポイント
⑵ 甲羅で判断する
● 甲羅の表側
【クサガメ】
- やや丸みがある形
- 中央に3本のキール(筋)が通る
- スリムで長い体型
【ハナガメ】
- 甲羅の後縁(しっぽ側)が ギザギザ
- クサガメより平たい印象
⑶ 甲羅の裏側(腹甲)で判断する
腹甲を見ると一発で判別できることが多いです。
【クサガメの腹甲】

- 全体が 黒い
- 段ごとに 白い細い線 が入る(等間隔の縁取り)
【ハナガメの腹甲】

- 全体が 薄い黄色〜白っぽい色
- 黒い大きめの斑点がある(個体差あり)
▶ 腹甲の模様は非常にわかりやすいのでおすすめの識別ポイントです。
まとめ
クサガメとハナガメは姿が似ているため、慣れていないと見分けが難しいことがあります。しかし、
- 顔の模様
- 甲羅の形
- 甲羅の裏の色と模様
この3点を押さえれば、ほぼ確実に判別できます。
ハナガメは特定外来生物であり、誤って持ち帰ると法律違反になるため、
川や池でカメを捕まえる際は 必ず慎重に確認 してください。
野生のカメには注意!
野生のカメを拾い混泳させるには以下のことを理解しておいてください
- 道端で動物を拾ったり、捕まえて飼育(保護も同様)したら終生飼育が義務つけられてます。
- アカミミガメに関しては、一対一の譲渡は可能だが不特定多数、特定多数への頒布は申請が必要。
- 野性へ戻す行為は法律違反で罰則も重い。
- 道路で拾った場合は、安全な場所に避難させるだけがベター。


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